SNSが気になって仕方ない

SNSが気になって仕方ない…SNSが若者の心を蝕み不眠症を誘発?

思春期の若者の約90%が、FacebookなどのSNSを利用している。しかしこのSNSが、友人からのコンタクトを追い続けることが心のストレスとなり、若者の不眠症やうつ病の発症リスクを高めているという。

 

 

□SNSは若者の心にダメージ?
 SNSは若者に限らず、大人でも多くの人が使用しているが、特に若者に対して心に悪影響を与えていることが多々指摘されている。イギリスのグラスゴー大学で行われた10代の若者467人を対象にした研究によると、夜間のSNSの使用は睡眠の質を低下させるほか、不安感などのうつ症状を引き起こしやすくするという。

 

 また、カナダで700人の中高生を対象に行われた研究では、ソーシャルメディアを1日2時間以上使う学生は、全く使わない学生と比較すると、心の健康状態が極めて悪い。SNSの使用が若者の睡眠や心の健康に悪影響を与える可能性が示されている。

 

 

□「スマホを見ないと不安でたまらない」がストレスに
 あなたは1日に何回、スマホなどでSNSをチェックするだろうか? 言い方を変えると、どれくらいスマホでSNSをチェックせずにいられるだろうか? SNSをチェックしないと不安に襲われることはないだろうか?

 

 大人でも、携帯を常にチェックしていないと不安でしょうがないという人は多い。それ以上に、多感な時期の若者にとって、SNSでの友人のコメントや動向は大きな影響を与える。

 

 それらを気にするあまり、常にSNSにアクセスし、チェックしていないと不安になってしまうのも仕方のないことだろう。「見ずにはいられない」「見ないと不安でたまらない」そんな強迫観念じみた行為は、若者たちにとって非常に大きなストレスとなっており、不眠症やうつ病などの原因になっていると考えられる。

 

 

□夜の強い光は体内時計を狂わせる
 就寝時は眠る1時間くらい前から部屋の明かりを少し暗くし、静かにリラックスできるような環境をつくることが望ましい(※1)。夜眠る前に、強い光を浴びること、物事をあれこれ考えること、感情的になることなどは、どれも良質な睡眠を妨害する。

 

 夜間にパソコン、携帯やタブレットなどでSNSにアクセスし、友人のコメントや動向をチェックしたり、コミュニケーションをとったりすることは、睡眠に悪影響を与える。

 

 

□睡眠の質の低下は心の健康を害する
 そして、正常な睡眠が妨げられ睡眠の質が下がると、うつ病などの精神疾患発症のリスクも高まるのである。

 

 また、パソコン、携帯やタブレットなどの画面から多く発せられるブルーライトは、目から脳の体内時計中枢にその情報が伝わり、体内時計を狂わせてしまう(※2)。

 

 大人が考える以上に、若者にとってSNSの影響は大きいようだ。それだけに、SNSを常にチェックしていないとたまらなく不安を感じるような使い方は正す必要があるだろう。SNSにどっぷり浸かった生活ではなく、1日のうちでSNSを使う時間を決めるなどして、「ほどほど」でも十分に楽しめるくらいの使い方が望ましい。

 

 

2016年04月26日 CIRCL

 

 

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